ご利用前に:Wi-Fi 6(802.11ax)ルーターご利用時の注意

変更日 火, 9月 9 で 4:08 午後

一部のWi-Fi 6ルーターでは、2.4GHz専用のIoT機器との組み合わせで、接続は成功しているのに映像が表示されないといった事象が報告されています。

Wi-Fi 6ルーター使用中で、GRAN EYEカメラのステータスランプが緑点灯/紫点灯にもかかわらず、アプリに映像が出ない場合は、本ページの手順を順にお試しください。

対象となる症状例
・Wi-Fi6ルーターを使用している
・カメラはアプリから検出される/接続できる
・アプリにカメラ映像が表示されない/安定しない



原因として考えられるもの

  • 2.4GHzと5GHzを同一SSIDで統合(スマートコネクト/バンドステアリング)し、帯域自動切替が働く
  • Wi-Fi 6固有または推奨設定(802.11axモードOFDMATWTPMF(管理フレーム保護)など)との互換性
  • 暗号方式がWPA3専用、またはWPA2/WPA3混在で不安定



解決手順(上から順にお試しください)

  1. 2.4GHzと5GHzのSSIDを分ける(同一SSIDをやめる)。「スマートコネクト」や「バンドステアリング」をオフにし、カメラは2.4GHz専用SSIDに接続。
  2. Wi-Fi 6(802.11ax)モードを無効化し、2.4GHz帯は802.11b/g/n(必要に応じてac/n互換)で運用。
  3. 無線の暗号化方式を WPA2-PSK(AES)に固定(WPA3専用は不可。混在で不安定な場合はWPA2のみへ)。
  4. 2.4GHzのチャネル幅を20MHzに、チャネルを1/6/11のいずれかに固定(自動から固定へ)。
  5. 可能ならOFDMA/TWT/PMF(管理フレーム保護)を一時的にオフにして挙動を確認。
  6. メッシュWi-Fi/中継器ご利用時は、2.4GHz固定SSIDを用意し、ローミング支援や帯域自動切替を一時的にオフ
  7. 既存の注意点の再確認:AP分離/端末間通信制限をオフゲストSSIDは使用しない(アプリとカメラが同一ネットワークで通信できること)。

ポイント: 各設定を変更したら、アプリを再起動して映像表示を確認してください。組み合わせで改善する場合があります。



うまくいかない場合

  • ルーターのファームウェアを最新化し、上記の設定を再度適用。
  • 改善しない場合は、2.4GHz専用の別SSID(またはアクセスポイント)を用意し、カメラを接続してください。

ご購入前の基本条件については、こちらをご覧ください:

ご利用前に:Wi-Fi環境について


その他の設定手順や初期セットアップは GRAN EYE Online Manual をご参照ください。

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